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大学入試では数値だけを見てはならない

大学入試といっても、その用語を理解しているでしょうか。
例えば、倍率には志願倍率と実質倍率があり、意味合いが違ってきますから、数値に惑わされずに進むべき道を明確化しましょう。
志願倍率は、志願者数を募集人員で割って算出しています。
例えば、とある学部・学科の志願倍率を800÷50の16倍とするならば、その数値の高さに目が向きがちです。
しかし、この数値には他の大学の併願者も含まれています。
もちろん、激化した競争を念頭に入れた対策を始めるには知らないほうがいい情報かもしれません。
一方の実質倍率は受験者を合格者で割って算出されます。
先に挙げたように、志願倍率が高くとも、実質倍率は低いものですが、これだけで安堵してはなりません。
というのは、合格最低点の線引きを見てみれば75%以上などの落とし穴の数値が公開されています。
センター試験で取りこぼしをしてしまう、そうした受験者の声も耳にしますから、大学入試では実力を発揮するために作戦を立てることも大事かもしれません。

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